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雨の日はタイヤへのダメージが増える


こんにちは、編集担当の鈴木です。

 

凄まじい強さの台風が明日にも近畿地方に襲いかかろうとしています。皆様は対策していらっしゃいますか?

 

そんな中、来店されたお客様から受けた相談事例をご紹介します。

 

上の写真ですが、側面にダメージを受けたタイヤと、その犯人の縁石です。

現場では、当時大雨が降っており、クルマのワイパーはフルスピードで動いていました。

撥水コーティングをしていなかったためか、道路上に雨水が溢れていたためか、犯人である縁石に気が付かなかったそうです。(わずか10cmほどの高さ)

 

そしてタイヤのサイド部をヒットさせてしまい、恐る恐る確認すると、わー、しまったー・・・・

ということらしいです。

 

大雨なのでスピードは出ていなかったと思いますが、当たり所が悪かったようですね。

このタイヤは側面の内部が見えてしまっているので、残念ですが交換が必要です。

たぶん、晴れの日なら小キズ程度で済んだだろうと思います。

 

実は、このように雨の日だったからこそ大きなダメージを受けることはよくあります。

弊社とご契約いただいているトラック事業者のお客様も、雨の次の日はパンク修理のご依頼が顕著に増えます。

 

なぜかというと、「 水 」

え、「 水 」?

そう、雨水です。

 

乾燥している路面では、道路に落ちているクギ等はゴムの反発力によって跳ね飛ばされますが、タイヤやクギに「 水 」が付いていると、ゴムの反発力が発揮されにくく、むしろ潤滑剤の役割を持ってクギを受け入れてしまいがちなのです。

この現象は接地面だけではなくサイド部も同様で、どこかにぶつかった際には写真のようにゴムを削ってしまします。

 

まれに、アロンアルフアなどで傷口を塞いでしまう人がいますがやめてください。

内部の構造部分にダメージがあった場合、塞いでしまうとタイヤショップで診断出来ませんから。

 

タイヤに異常を感じたら、かかりつけのタイヤショップやクルマ屋さんに入庫してくださいね。

 

 

近畿地方から台風が遠ざかる来週には、トラックのお客様からのパンク修理の依頼が殺到するやろな~、と思っています。

 

皆様のお住いの地域に台風の被害が出ないことを祈っております。

 

 

 

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