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分ると便利なタイヤのセリアル

先日、来店されたお客様と、トラックのタイヤについての使用履歴などのお話をしている時のことです。

 

私がタイヤのサイド面を撫でながら

「 このタイヤは2023年製だからおそらく1年半くらいは使ってますね~ 」と言ったら、

 

「 え、正解 」

「 なんで解ったん? 」 と。

 

 

 

タイヤの片方のサイド面には製造年週を表す「セリアル」が付いています。

上の写真でご説明しますと、

 

      2 N N 0 7 2 3

 

とありますが、2 N N はお客様には直接的には関係なく、0 7 2 3 が製造年週です。

2023年の7週目に製造されたことが分かります。

7週目ということは2月下旬頃ですね。

 

4 5 2 4 の場合は2024年45週で、11月中旬となります。

ちなみに、1年間は52週ある、とします。

 

 

で、その後お客様のトラックにそのタイヤが装着されたのが5月か6月頃だったわけです。

 

セリアルの見方を知っておくと、前回のタイヤ交換はいつ頃だったかをおおよその感覚で思い出すことができます。

 

時々、「 この前入替えたタイヤがもう擦り減ってしもた、欠陥品とちゃうか? 」

というようなクレームを言いにご来店されるお客様がいらっしゃいますが、ほぼすべてが勘違いで、かなりの年数が経過したタイヤばかりです。

ゆっくり説明すると段々と思い出してこられます。

 

ただ、時間感覚は人それぞれで、「 半年前 」のことを「 このあいだ 」と表現する方はいますが。

 

 

 

私たちが取り扱うブリヂストン製のタイヤの場合は、現在では製造上の問題による故障はほぼ「 無 」です。

欠陥品はございませんから安心してご購入・ご使用いただきたいです。

 

ブログで何度もご案内しておりますが、TSSではタイヤの日常点検を随時おこなっております。

少しでも心配なことがありましたらどうぞお気軽にお話しくださいませ。

普段の点検で見落としていることに気づくかもしれませんよ~

 

 

編集担当 スズキ

 

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